自分の目で見ること
2017年 09月 05日
こんにちは
ブログ更新5回連続の丸田ですが
書きたかったので書きます(笑)
今週末は重冨先生に書いてもらいましょう!
さて、中2の男の子に社会を教えていたときのこと。
渡すと、だいたいの子が←こんな顔をする都道府県テスト
そして、そんな顔をする子たちが答えを書いていくのを見ていると
彼らの大部分がまず「九州地方」の都道府県から書いていくんですよね
その男の子もそうでした
まぁ、九州に住んでいるのだから
そりゃそうだろうと思いながら、また見ていると
山口、広島、岡山あたりを書いて
そこで一旦シャーペンがストップ
社会が苦手な「九州」に住んでいる子は
山陰地方や四国以東の都道府県から書けないことが多いようですね!
このような現象が見られる要因として
私の考えではありますが
・九州の県には行ったことがあるが
九州から出てその先の本州にはあまり行ったことがない
これは間違いなくあると思います
子どもたちに九州のことを聞くと
「有明海知っとる!前に行ったことあるけん」とか
「カルデラって阿蘇のやつよね?」とか返ってくるんです
逆に、九州から遠く離れたところについて聞くと
「栃木の県庁所在地ってどこやったっけ…」
「最上川が流れている平野って…?」
こんな答えが返ってきます
自分の知らない、どんなところかもわからない土地について知るというのは
大変な作業ですし、なかなか覚えられなくて当然だと私は思います
(だからといって、覚えようとする努力をしなくてもよいわけではありません)
今でこそこうやって社会という科目を教える私も
学生時代は覚えられないものも多くありました
受験生もそう思っているだろうと思いますが
本州四国連絡橋とか大変ですよね!
広島(尾道)― 愛媛(今治)ルートのしまなみ海道
岡山(児島)― 香川(坂出)ルートの瀬戸大橋
兵庫(神戸)― 徳島(鳴門)ルートの明石海峡大橋 / 大鳴門橋
実際に自分の車で通ってみたからこそスッと出てくるんです、これ
そして自分の目で見て、経験した場所であるからこそ
教場でさまざまな話ができるんです
香川県の県庁所在地・高松市にある
おいしいうどん屋さんの話とか(笑)
そういうこともあり、私自身
いろんな場所に行って、自分の目で見て
それを社会の授業で話すことがとても好きです
教科書やテキストに書いてある文字なんかよりも
実際の経験談を聞くことのほうが
子どもたちもきっと楽しいでしょうから
そして、子どもたち自身が
自分たちの目で見て、感じてくることのほうが
何倍も彼らの中に残るでしょう
ぜひ、どんどん福岡の外の世界に飛び出してみてください!
そんな私は、先週末のお休みに友人たちと
九重(登山)→阿蘇へと行ってきました
深夜3時半、長者原の九重登山口から
ラムサール条約の登録地、タデ原湿原を抜け山中を進み
6時前には雨ヶ池を通過
7時前に坊がつるキャンプ場に到着
たくさんのキャンパーがいました
ゆっくりした後、
九州で最も標高の高いところにある法華院温泉に入り
12km歩いて筋肉痛もないので
まだ若者だと言い張っていきたいと思います(笑)
その後はせっかくなので11号線経由で阿蘇へ
神社仏閣巡りが好きなので
御朱印集めが最近のマイブーム
御朱印帳は高千穂にある天岩戸神社で買ったものです
熊本地震で大きな被害を受けた阿蘇神社も復興が進んでました。
子どもたちにも、校外学習などで
いつか見せられたらいいですね!
長くなりましたが、今日の丸田のブログは
「お出かけのススメ」についてでした
次は、重冨先生お願いしま~す