こんにちは!
今日の午前中はすごい風でしたね。
本校で授業をしていましたが
演習中に2回、授業中に1回停電…
しかし3回とも1~2分で復旧してくれて助かりました。
そんな強風がウソのように
夕方には穏やかな天気
山家道校から西を見てみると、雲の隙間から
青空も見えていました。
さてさて
土曜日の山家道校は
個別授業が中心の時間割。
ただ、来週は三輪中・三国中の中間テストがありますので
今日はその子たちの授業も組み込みました。
午後3時から10時くらいまで
ほぼ連続して指導にあたります。
個別指導を受けている生徒の半数以上は
何らかの苦手科目を克服することを目的としているのですが
「数学が苦手」という子がやはり目立ちます。
それも、ほかの科目に比べて極端に苦手な子が各学年2、3名ずつくらい。
今日もそういう子が来ていました。
方程式の計算でよくまちがえるB君。(イニシャルではありません)
その子が解いていた方程式の最後のあたり…
7x=112
分数混合式だったので、
(ヤマ場は越えたかな…)
と思い、少しのあいだもうひとりの子に目を移していましたが
なんだか、止まっている…。
その子の方を見たとき
やっと
x=16
と書き始めたところでした。
112÷7になぜそんなに時間がかかっているのか
不思議に思い、その子が書いた後をくまなく見てみると…
ある数字を発見!
「70 35 1」
なるほど、そうか。
この子は、「わり算」を嫌っている!または「書くこと」を面倒がっている!
つまり、こうです。
7×10=70
7×5=35
これで70+35=105だから
112にするにはあと7を1つ足せばいい。
これらの数のメモだったわけです。
本人に確認すると、案の定そのとおりでした。
こういうことを見つけたときは嬉しいものです。
理由は2つ。
ひとつは、その子に対する指導方針がかなりはっきり見えたこと。
もうひとつは、この子に伸びシロがある、
それもうまくいけば、通知表で2段階アップできるくらいの力があることがわかったこと。
だって、これだけ回りくどい計算をほぼ暗算でできるのですから。
こういうことに気づき
その子の可能性を見つけていく。
さらに、最終的には自立学習ができるようになる。
そういったイメージを持ちながら
今後も指導を進めていきたいと思います。
長くなってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではこのへんで。
尾関が更新しました。